スクラムフェス神奈川で “HUB 割引おじさん” として登壇してきました

はじめに

昨年の秋から参加しているスクラムフェス神奈川で、登壇枠があったので「やってみよう」と思い、申し込んでみました。 申し込んだ際には LT だと思っていて油断していたのですが、実際には 20 分枠いただけたのでいろいろお伝えすることができたと思います。

みなさんの発表やイベント全体についてなど、書きたいことはたくさんありますが、まずは自分自身の登壇についてふりかえってみます。

イベント概要

なぜ登壇してみようと思ったのか

  • 公募制による審査形式ではなく先着順だった
    • 複数のプロポーザルの中から選んでいただけるタイトルではないと考えた
  • 「初心者」がテーマなので、自分には合っている
    • スクラムフェス神奈川、RSGT に初めて参加した立場だからこそ、お届けできることがあると考えた

登壇についてのふりかえり

「初参加の RSGT で HUB 割引おじさんとして認識してもらった話」というタイトルで発表しました。

想い

「初心者」ということで、アジャイル界隈への参加を最近始めたこと、RSGT(Regional Scrum Gathering Tokyo)への参加も初だったので、その際のエピソードやこれから参加する方々のヒントになるかもしれない話をしてみようと思いました。

他人と会話するのが苦手な自分が RSGT で場に入るために行動したことをお伝えすることで、同じように悩んでいる人に何らかのお役に立てればとの想いで話してみました。

不安

この発表に込めた想いを届けるにはネガティブな経験も話さなければ説得力がないと考え、少し悩みました。その際に、「スクラムフェス神奈川 2025 -春の陣-」における、びばさん(@viva_tweet_x)の基調講演「心に灯を、過去に感謝を、未来に花束を。」のことを思い出し、勇気をいただきました。

会場との一体感

他の方々の発表は豊富な経験、分析や深い洞察に基づいた素晴らしい内容でした。一方で、私の発表は毛色が違うので受け入れていただけるかは正直不安でした。 ただ、発表が始まると会場からの大きなリアクションがあり、楽しめていただけているのがわかり、緊張も和らぎました。 会場がライブハウスなこと、運営のみなさんやスポンサー LT の方々、先に発表された方々が場を温めてくださっていたことにより、発表中にも合いの手やツッコミが自然に入る状態になっていました。

この「受け入れてくれる場」自体が私の伝えたいことでもあったので、参加者の皆さんと一緒に作った発表になったと実感しました。

反響

会場が地下だったので私は電波が繋がらず後から見たのですが、登壇中には Discord にたくさんの反応をいただいていました(これは内緒ですが、メッセージから伝わる温かい想いにちょっとウルッときました)。

また、After Party でもみなさんからお声がけいただけました。トークの中でお伝えした「話すのが苦手な人が会話するためのきっかけ」のひとつが、この「登壇する」こと自体にもあったんだ、という気持ちです。

最後に

私にとって「スクラムフェス神奈川」は、アジャイル界隈に戻ってくるきっかけをくれた思い入れのある場です。神奈川なら自宅から近いからという理由でたまたま参加してみたのが最初ではありますが、そこから多くの方々との繋がりをいただけました。 このスクラムフェス神奈川で登壇できたことが、本当にうれしいです。

運営の皆様、スポンサー、参加者の皆さんに、心から感謝します。