今年は、アジャイル関連で自分の中でいろいろと変化のあった年でした。
年越しを前に、簡単にふりかえってみたいと思います。
実際には「スクラムフェス神奈川 2024 -秋の陣-」がきっかけですが、それを契機としてアジャイルのコミュニティに少しずつ戻ってくることができました。
以前にも触れましたが、スクラムフェス神奈川とは以下の点で良い出会いだったと思います。
今年に入って合宿型の「スクラムフェス神奈川 2025 -春の陣-」にも参加し、心に火が灯ったり出会いがあったり。
さらに「スクラムフェス神奈川 2025 -町田へ出陣-」で、登壇してみようという気持ちとなりました。
今年の登壇は、以下の 3 本でした(それ以外に iOSDC Japan 2025 での LT もありましたが、アジャイル関連として)。
多くの方々が何度も登壇されているこの界隈ですが、外部勉強会やイベントでほぼ登壇したことのない私にとっては大きな進歩でした。
3 つの登壇内容はベースが同じなのですが、登壇後のフィードバックや他の方々の登壇から気づきを得て次の登壇内容に繋げた形となった点も、非常に興味深かったです。
“初心者” をキーワードとしていたので、ここしかないと思い、登壇枠で申し込んでました。
私はアジャイルに関する深い知見があるわけではないのですが、「自分と同じように踏み出せない人」向けの内容としました。
初参加の RSGT で HUB 割引おじさんとして認識してもらった話 - Speaker Deck
聞いていただいた方々からは、ありがたいことに多くの反響をいただきました。
また、懇親会ではふりかえりエバンジェリストの びばさん から「先着順ではなく、公募制のカンファレンスにも出してみると良い」とのアドバイスをいただきました。
スクラムフェス神奈川は録画や配信もなかったので、より多くの方に聞いていただきたい思いが強くなりプロポーザルを出してみました。
ありがたいことに採択いただき、金沢現地で登壇してきました。
他人が怖くて話せない私が、過去の寄り道に救われた『会話へのハードルを”割引”する方法』 - Speaker Deck
当初は町田での内容をそのままブラッシュアップした内容で考えていたのですが、オンラインで参加した「スクラムフェス三河 2025」での Keitaro Oshikata さん のトークから私の行動が「計画的偶発性理論」ではないかと思い、その点を盛り込んだ内容としました。
登壇中のフィードバックで「それは計画的偶発性理論ではなくて、どちらかというとエフェクチュエーションのように聞こえた」との声をいくつかいただきました。
それが気になり、エフェクチュエーションに関する書籍や論文に目を通してみることになりました。
計画的偶発性理論とエフェクチュエーションについてせっかく調べてみたのでどこかで話してみたいと思っていたところ、同じ「スクラムフェス神奈川 2025 -町田へ出陣-」の場で登壇してから仲良くしていただいている Harady さん 主催のイベントで LT 枠があったので発表してみました。
計画的偶発性理論じゃなくてエフェクチュエーションだったのかもしれない - Speaker Deck
LT 準備する中で、自分の中でこの 2 つの理論がある程度整理できた気がします。
もっと解像度を上げて活用してみて、またどこかで発表したい気持ちになりました。
正確には「昨年の自分と同じように踏み出せない人に向けて」です。
大丈夫、「下手くそでも踏み出してみた」人には必ず何らかの形で気づきやフィードバックがあります。
踏み出す前は、「自分の経験」や「ちょっとした気づき」や「考えたこと」は大したことないし、誰でもそんなのわかってるのではないかと思いがちです。
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないです。
誰か 1 人に届けばいい、という気持ちで踏み出してみてください😉
仕事では引き続き技術研修を担当する予定ですが、アジャイルのサポートのお仕事も少しずついただけるようになってきました。
良くも悪くも、今は「テクノロジー大好き」集団にいるので、少し異なる視点からサービスを提案・提供したいです。
そして、今年こそメンバーを巻き込んでいきたい!(巻き込み力には課題を感じてます)
そのためにも、自分自身が学び・試し・成長してアウトプットし、フィードバックループを回していくつもりです💪